Sendai Yeah!!! 2013

ケモノディスク初のイベントは、ノーナ・リーヴスのフロントマン西寺郷太さんと、サポートに浜松在住のギタリスト石川ヒデさんを招き、お二人でトーク＆ライブを繰り広げていただきました。
会場は仙台市国分町にある「café haven’t we met
（カフェ ハヴント ウィー メット）」。通常はライブの箱貸しをしていませんが、ケモノディスクのために特別に丸一日お店を空けていただきました。心地よい音楽が流れる落ち着いた雰囲気の店内はケモノディスクライブにふさわしい雰囲気で、初めてお店のドアを開けた時に「ここで自分達のイベントをやりたい！」と強く思ったものです。
その当時まだ発売されていなかった郷太さん初のソロアルバム「テンプル・ストリート」とカバーアルバム「Choice」からの曲を中心にした弾き語りとトークで、約2時間のライブはあっという間に過ぎていきました。このライブの少し前に、取材とレコーディングを兼ねてロサンゼルスに行っていた郷太さん。マイケル・ジャクソンのお兄さんであるティト・ジャクソンにナビゲートしてもらい、ジャクソンファミリーが昔住んでいたエンシノの邸宅に行った時の話など、いろいろと興味深い話題が飛び出しました。
その日のライブで特に印象深かったのは、松田聖子「SWEET MEMORIES」の弾き語りカバー。郷太さんが日本の曲をカバーするのは珍しいですが、郷太さんの声質がメロディにぴったりハマり、会場の空気が一瞬止まったかのようなとても夢見心地な空間が生まれました。
郷太さん40歳の節目となる日も近かったので、アンコール時に郷太さんのイラストを描いたケーキで会場のみんなでお祝いしたのもいい思い出です。
初めての開催ということで不慣れな点も多々あったと思いますが、出演者のお二人、「café haven’t we met
（カフェ ハヴント ウィー メット）」のスタッフの協力で、お店の空間にぴったりなとても温かみのある雰囲気のライブになりました。郷太さんの仙台でのソロライブはインストアイベントを除き初めてということもあってお客様も大勢集まっていただき、イベントは大成功に終わりました。