Vol.10
仙台 ★ TEMPLE 祭り
- 出演者
- 西寺郷太・冨田謙
- 日程・時間
-
2016年7月30日(土)
OPEN 17時30分
START 18時00分
- 開催場所
- Cafe B.B.
- 住所
- 宮城県仙台市泉区泉中央1-37-9 Layla B1
記念すべき10回目の「ケモノディスクライブ」は初心に立ち返り、Vol.1以来約3年ぶりに西寺郷太さんを仙台に招いての開催となりました。今回のサポートはノーナ・リーヴスのライブやアルバムのプロデュースでもお馴染み「YT」こと冨田謙さん。個人的にも郷太さんと冨田さんのタッグで作られる楽曲が大好きなので、ケモノディスクでその二人をお招きしてライブを主催するというのは感無量でした。
会場となった「Café B.B.」にはドラムセットが備え付けられていたので、当日は冨田さんのキーボードに郷太さんがドラムで合わせたりギターを弾いたり歌を歌ったりと、比較的自由な編成で行われました。冨田さんはノーナの楽譜の一部を持参されていたので、ライブ途中ではノーナのリクエストタイムもあり会場はおおいに盛り上がりました。客席から急きょ飛び出したリクエストのほとんどにさっと応えていて、お二人が長年培ってきたあうんの呼吸を垣間見たような気がしました。
個人的には、前半終了間際で披露されたノーナ・リーヴスのアルバム「FOREVER FOREVER」収録の「高層ビル」に鳥肌が立つほど感動しました。バンドスタイルで聴いても素晴らしいですが、キーボードと歌だけというシンプルな編成だからこそ、さらにメロディの良さが引き立って聞こえた気がします。ユニコーン阿部義晴さんのソロ曲「欲望」も披露され、会場は郷太さんの美声に酔いしれました。
「Choice」収録の「WAILING WALL」はこれまで、シゲさんのベースにCDを同期させる「押し語り」で披露されてきましたが、今回は冨田さんのキーボードと郷太さんの歌というCDに近い形で披露されました。「WAILING WALL」の前には、ノーナと冨田さんとの出会いや、郷太さんがノーナを結成した際の音楽的な想いなどの話も出て、とても興味深かったです。
満員のお客さん・出演者のお二人・「Café B.B.」のスタッフみんなの笑顔を見て「ケモノディスクライブ Vol.10」にふさわしい素晴らしい一夜になったと充実感でいっぱいでした。