大阪 ★ TEMPLE 祭り

Vol.10の「仙台 ★ TEMPLE 祭り」を終えて打ち上げの会場に向かっている時に、郷太さんから「今夜の冨田さんとのライブとても良かったけど、ここにシゲがいたらさらに最高やろうな」という話がありました。個人的にも郷太さん、冨田さん、シゲさんの3ピースバンドを見たいという気持ちは以前からあり、「digmeout ART & DINER」でケモノディスクライブをやってみたいという気持ちもあったので、迷わず3人のライブを企画することにしました。
郷太さんドラム＋ヴォーカル（一部アコギあり）、冨田さんキーボード、シゲさんベースというノーナでは見れない編成でしたが、初ライブとは思えないほどバンド感があり、普段ノーナのライブで演奏されている曲もよりタイトにエモーショナルになっていて、バンド編成でこんなにも音が変化するのか！と驚きの連続でした。
その日のセットリストはプリンスの「I Wanna Be Your Lover」、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」、ワム！の「Club Tropicana」を盛り込んだPOP先生こと郷太さんならではの内容となりました。
トッド・ラングレンの「Wailing Wall」やノーナのアルバム「BLACKBERRY JAM」から「Crybaby」などバラード曲も披露されましたが、3人編成ということで郷太さんの美声がより一層際立ち、会場は水を打ったような静けさになりました。曲が終わった後シゲさんが「空気感がすごく綺麗で心が洗われた。マイナスイオンってこれのことか」と言っていたのが印象的です。
「AUGUST」では小松さんが歌っている部分を冨田さんが歌ったり、アンコールの「ヒポポタマス」では、冨田さん・シゲさんがヴォーカルを取る部分などもあり、普段とは違うアレンジに会場はおおいに盛り上がりました。
その日の郷太さんはドラムを叩きながら歌うのがとても楽しそうで、純粋に音楽を楽しんでいるのがこちらにもすごく伝わってきました。
ライブ後、来ていただいた方から3人編成でのライブをまた見たいとの声がたくさんあり、郷太さんも機会があればまたやってみたいとのことだったので、ケモノディスクで再度企画出来たらいいなと思います。個人的にはいつかこの3人のオリジナル曲を聴いてみたいです。ほんとうに素晴らしいライブでした！！