Vol.16プレイベント

船山基紀ナイト

出演者
DJ:ラーヤン(Light Mellow Summit)、KZMX、ハヤト(スポットライト)、りょん
日程・時間
2019年1月12日(土)

OPEN 20時~24時

START 20時~24時

開催場所
歌謡曲BAR スポットライト新宿
住所
東京都新宿区新宿3丁目31−1 大伸第2ビル9F

ケモノディスクライブ vol.16「編曲家という仕事 ~男性アイドルの楽曲を中心に辿る船山基紀の世界~」のプレイベントとして、日本を代表する編曲家・船山基紀さんが手掛けた楽曲縛りのDJイベント「船山基紀ナイト」を開催しました。会場は歌謡曲BAR スポットライト新宿。70年代・80年代の歌謡曲をアナログレコードで聴きながら飲めるお店です。1年程前から、都内各地で開催されているシティ・ポップやAOR関係のDJイベントに顔を出すようになり、そこから繋がった縁で開催させていただきました。

 

DJはハードディガーとしても有名なLight Mellow Summitのラーヤン、「藤沢ヨット・ロック」や「飯倉CITY POP TOUCH」などラーヤンと共に様々なDJイベントを主催するKZMX、スポットライトからは80年代後半を得意とする20代のハヤト、そしてDOMMUNEでの林哲司縛りのDJセットも好評だった紅一点りょんの4人。京都・名古屋など遠方から駆け付けた方もいらっしゃり、会場は超満員。20時を少し過ぎた頃、入口のエレベーターが開いて船山さんが登場された時のどよめきは凄かったです。私自身も船山さんにお会いするのはこの日が初めてで、テンションが上がりました。

 

4人のDJが4時間ノンストップで70年代後半~80年代の船山アレンジ楽曲をプレイ。渡辺真知子・沢田研二・C-C-B・少年隊・Wink・森川由加里などのヒット曲に交じり、アン・ルイスや坂上忍・川口雅代など船山さんご自身も忘れているようなレア曲も数多く流れ、DJブースの前に飾っていたレコードジャケットをご本人も懐かしそうにご覧になっていました。C-C-B 「Romanticが止まらない」や、渡辺真知子「たとえば…たとえば」などでは大合唱も起こり、フロアは大いに盛り上がりました。

 

船山さんご本人とお会い出来る貴重な機会ということで、サインや写真撮影を求める長い列ができていましたが、一人一人とにこやかに丁寧に接しておられ、その姿はまさしくジェントルマンでした。船山さんもご自身のフェイスブックで書いていらっしゃいますが、20代・30代のお客様も多く、船山アレンジが幅広い世代に浸透しているのを実感しました。中には、船山さんが関わったアナログレコードを100枚ほど持参されている方もいらっしゃいました。好きな気持ちを直接ご本人に伝えられる幸せを、会場にいるみんなが共有していたと思います。お誕生日をお祝いする時間もあり、幸せな気持ちに包まれた最高の一夜となりました!

 

イベントの後、フェイスブックで船山さんが「DJの方々のノンストップ船山アレンジ曲のオンパレード。この仕事やっててほんとよかったと思いました。中でも嬉しかったのは、20代の若者たちが私の作品を聴いていてくださって80年代の音楽大好きです、とおっしゃってたこと。自分の仕事はどんどん過去を切り捨てて前を向くことで頑張ってきましたが、こうして自分の過去に向き合うことも大事だなと、心を新たにした良き誕生日でした。」と書いていらっしゃって、感無量でした。「船山基紀ナイト」開催して本当に良かったです!!